ことのは採集

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ライト『クリスチャンであるとは』

こんにちは、真音とろっぽです。

あいかわらず色んな本を平行して読んでいます。懲りない奴ですね。その中で、次の本を今日読み終わりました。今年37冊目。

[★★・・・]N. T. ライト著、上沼昌雄訳『クリスチャンであるとは N. T. ライトによるキリスト教入門』あめんどう、2015年

クリスチャンであるとは

クリスチャンであるとは

 

著者は、イギリス国教会に属するプロテスタントのキリスト教神学者です。ただ、ローマ・カトリックとかプロテスタントとか細かい区別を抜きにして、両者に共通する根本的なキリスト教理解を示そう、としています。

一般人向けのキリスト教入門書……という扱いになっているのですが、そもそもキリスト教文化のもとで育った人とか、まだ若いキリスト教徒とかが読者として想定されています。一言で言うと西洋人向けです。

ですので、キリスト教のことをほとんど知らない一般的な日本人には、全然入門にならないでしょう。難しすぎます。

では、日本人の中ではどんな人が読むとよいのか? それも上と同じく、キリスト教会に毎週通っていた人とか、まだ若いキリスト教徒とかが読むと有益かもしれません。教会には「日曜学校」あるいは「教会学校」なるものがあって、毎週日曜、礼拝前もしくは礼拝中に子ども向けのプログラムをもっているものです。そういう所でキリスト教のお話を聞いてきた人が、あらためて(子供だましでない大人向けの)キリスト教とは何なのかを確認するにはちょうどよいでしょう。

まあ、この本、私には当たり前のことばかり書かれていて、どこに独自性があるのかさっぱり分かりませんでしたが……。それだけ基本に忠実に論じているってことですかね。