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哲学思想史の講義計画を考える

こんにちは、真音とろっぽです。

今日から5日間、実家に帰省しています。高速バスは大渋滞でした。マーラーの交響曲第2番「復活」を聴いたり(90分くらいあります)して、何とか時間をつぶそうとしたんですが、難しいですね。バスは揺れるので、映画を観たり本を読んだりできないんです。

そんな中、今度やる授業の計画をああでもないこうでもないと考えていました。

 

授業の題目は「哲学思想史」です。きわめて広いテーマですが、90分×15回の授業なので、微に入り細を穿った講義ができるわけではありません。私自身の専門分野だとか能力的限界もあります。ですので、サブテーマを決めることにしました。

「神の存在の哲学史」

哲学史の中でも、常に中心に位置づけられる神の存在をめぐる思索。それを、神学への「掟の門前」に立ち止まってあくまで哲学として考えた跡をたどろうと思います。

具体的には、15回の授業を次のように計画してみました。

古代
1) プラトン、プロティノス……流出する世界

中世
2) アンセルムス、トマス……神の存在を証明する

17世紀
3) デカルト前編……懐疑から神へ
4) デカルト後編……神から世界へ
5) パスカル……信仰の賭
6) スピノザ……神即自然
7) ライプニッツ……最善世界の創造

18世紀
8) バークリ……在るとは知覚されていること
9) ヒューム……懐疑論
10) カント前編……純粋理性の限界
11) カント後編……要請としての神

19世紀
12) ヘーゲル……絶対精神
13) フォイエルバッハ……神学から人間学へ
14) キルケゴール……死に至る病とは何か
15) ニーチェ……神は死んだ

まだまだ暫定版です。19世紀までにしているのは、20世紀=いわゆる現代思想を講義する時間がないことが主な理由です。まあ、哲学思想「史」つまり歴史としては、19世紀までに限っても間違いではないでしょう。