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フォースター『仕事に追われない仕事術』

こんにちは、真音とろっぽです。

4月に入ってから、忙しさにかまけてタスク管理を疎かにしてきました。

まあ、私の場合そんなに込み入った仕事でもないので、ほとんどカレンダーだけで仕事が回ると言えば回るのですが、回転車の中で走っているハムスターのような気分になりました。

ですので、次の本を読み直して、あらためてタスクを整理していこうと思いました。このタスク管理術は「マニャーナの法則」と呼ばれ、一部で有名です。

マーク・フォースター著、青木高夫訳『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年

仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版

仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版

 

私はこれまで、7つの習慣とかGTDとかタスク管理術を色々学んできたのですが、どうもうまく実践できていません。

GTDの場合、タスク収集があまりに徹底的なので、読んでない本で満杯の本棚を前にすると、とてもできそうにないのです(読んでない本→読むというタスクに変換、という作業をすると、きりがありません)。

 

まあ、他のタスク管理術の話はいいでしょう。マニャーナの法則の話をします。 これは言わば「タスク管理術に迷える旅人に贈る究極のミニマル・タスク管理術」です。

詳しい内容はもちろん本書を読んでほしいのですが、短くまとめてみます。肝は、今日やることのリストを閉じること(クローズ・リスト)、そして「明日まで待てないほど、緊急な仕事はない」こと(148頁)です。

 

クローズ・リスト=「ここまで!」というラインが引かれた仕事のリスト(62頁)が重要です。いくらでも追加が可能なTo Doリストの反対で、追加は基本的にできません。だから、今日の仕事は進めれば進めるほど減っていく、ストレスフリー☆というわけです。

じゃあ今日新しく発生したタスクはどうしたらいいの?となりますが、それらは明日(以降)に先送りします。 

  要は「仕事に必要以上の緊急性を与えない」こと。「明日やる」で問題がない仕事は、「今日中に」する必要はまったくありません。〔124頁〕

具体的には、今日の終わりまでに「明日やることリスト」を作って、閉じます。明日になったら、そのリストどおりに仕事して、明後日のやることリストを作ります。その繰り返し。

 

問題は、ここに自制と意志の強さが試されていることでしょう。

理想のリストとは「必ずする」とコミットした仕事だけのクローズ・リストです。〔192頁〕

あくまで「明日やることリスト」は「できたらいいなリスト」ではなく「絶対全部やるリスト」なのです。でないと、やらなかったタスクがどんどん先送りされてしまいます。

 大切なのは、とにかく、リストにある仕事は確実に1日で終えるよう常に心がけることです。〔198頁〕

だから、今日やる!と決めたタスクは必ずやらなければならない。その時間を確保するためにも、今日新しく思いついたことを今日やってはいけない(明日やることリストに書き加えましょう)。 これがなかなか難しい。でも、衝動的な「あれやりたい!」を自制し乗り越えてこそ、計画的で余裕ある毎日が待っているのです。

 

ちなみに、マニャーナの法則には1日1ページの手帳が便利なのですが、私はほぼ日手帳を使ってあれこれ試行錯誤しています。